10年分の進化を果たしたスバル BRZはATモデルが特に魅力。エンジン音の演出にも注目
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:市 健治 183
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ワインディングロードを走らせる。クラッチペダルは軽く、踏み込むのに力はほとんどいらない。シフトレバーのストロークはほどよく短く、操作性も良好。朝イチから1速、2速、3速と小気味よくギアアップできた。コーナーに差し掛かり、曲率に応じてステアリングを切り込んでいくと、想定通りのノーズの入り方をしてくれて気持ちよい。小細工ではなく、低重心、コンパクト、RWDという構成によってのみ得られる自然な挙動を味わうことができる。ステアリングのギアリングはもちろんスローではないが、特別クイックでもない。
初代の2L水平対向自然吸気エンジンから、ボアアップした2.4L水平対向自然吸気エンジンへと切り替わった。最高出力235ps7000rpm、最大トルク250Nm/3700rpmと、ややパワーアップした。数値から想像する通りの変化を体感できる。全域でうっすらトルクの厚みが増した印象だ。許容回転数の7500rpmまでスムーズに回るが、ひたすらにフラットな特性なので、引っ張り倒したくなるわけではなく、適当にギアアップしたくなる。音量、音質は初代とさほど変わらない。振動は減った。マウントに工夫があるのだろうか。車体そのものの進化のおかげかもしれない。新型に備わるアクティブサウンドコントロールなる機能により、エンジンの回転に連動してスピーカーから迫力ある音が足される。どうせ疑似音を足すならもう少し官能的な音でもよかったのではないかと思うが、これが好みという人もいるのだろう。
2速と3速をいったりきたりさせながら、アップダウンのない湖畔のワインディングロードをひたすら走り込んでハンドリングを確かめる。資料には「インナーフレーム構造や構造用接着剤などの採用によりボディを再構築することで、初代モデルに対しフロント横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%と大幅に向上」とある。ボディがしっかりしていることは一般道でも十分体感できた。ステアリング操作に対する応答性が上がった。初代ユーザーが嫉妬するのは、動力性能よりもハンドリング性能だろう。また新型はルーフ、フード、フロントフェンダーなどがアルミ化され、低重心化が図られた。これもハンドリングのよさに貢献しているはずだ。
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